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ゲームのちょっとした綴り書き。 気の向くままに更新します
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別にアニメ版カビで載せてもいいのですが、6月にUPする予定のスマブラ小説の伏線としてスマブラベースで書かせていただきました。
スマブラはお母さん(親)大好きッ子多いと思います


お母さんを慕うカービィと、カービィの種族に対する捏造話。(←)
アニカビでほんの一瞬出てきたワープスターのケース一個(カラー)でここまで想像を発展させるレグは究極のアホもとい余計なところに目が行く究極の下世話だと思います。


かなりシリアスなので最後はギャグで締めました。


・・・でも、ほんとにレグのスマブラ小説におけるリンクとメタとフォックスの登場率は群を抜いてる。(後マルス)




『The memory is done repeatedly to the desire to mother.』
(母への思いに記憶を重ねて・・・)



ある日の日曜日、その日はやけにファイターが、特にカービィの遊び友達であるネスやリュカ等の子供年齢のファイターがいなかった。
ルームメイトであるピットも朝早くに『パルテナ様の元に一時帰ります。明日には帰りますので』と書き置きを残していなくなっていた。
遊び相手がいなくて寂しかったカービィはようやく一人ポケモントレーナーを見つけた。
「ぽっよーい」
「・・・あ、カービィ。遊ぼうって言うの?」
「ぽよ!」
トレーナーの言葉にカービィは笑って頷く。
するとトレーナーは少し困ったように笑いかけながらカービィの頭を撫でる。
そして非常に言いづらそうに告げた。
「ごめんね、カービィ。実は、僕今日だけは家に帰りたいんだ」
「ぷえ?」
「お土産持って帰るから、明日になったらまた遊ぼうね。お母さんのお菓子、君にも分けてあげるよ」
「ぽぱあぱゆ?(おかあさん・・・?)」
聞き返したカービィだが、トレーナーはそれ以上付き合わされると思ったのだろう「それじゃあ」と言葉少なに切り上げるとその場を後にした。
カービィはトレーナーの一言と、自分が復唱した言葉をその場で頭の中で繰り返した。


珍しく大乱闘の予定が組み込まれていなかったメタナイトはマルス達と部屋でゆっくりとした一時を過ごしていた。
今日は騒ぐ子供ファイター達の声も聞こえない。
確か、今日は・・・。
カレンダーを見ると日付の下に小さくだが、赤い文字が書き込まれている。
「・・・母の日か」
「そうだね。ネスやリュカは久しぶりにお母さんのお手製料理が食べたいって、昨日から大はしゃぎしてたよ。ファイターの大半は里帰りしてるんじゃないかな?」
「マルスは?王子なのだろう、帰らなくていいのか?」
メタナイトの言葉にマルスはあっさりと首を横に振った。
「冗談じゃない。国に帰ったが最後、引き留められて即位させられてしまって二度とこちらへは来られないよ。ロイがいい例だ。僕はそんなのごめんだね」
「親不孝だな」
「親不孝で結構。親子といえども、堅苦しい規則だらけの王室の中にいたら窒息してしまうよ。こっちの方がみんな気兼ねなく接してくれるし、多少の無茶をしても許してくれるから僕はこちらの方が好きだね」
ふん、と鼻を鳴らして締めくくった所でドアをノックする音が聞こえた。
誰か来たのだろうか、珍しい来客にマルスは立ち上がってドアを開ける。
「めたぁ!!」
「カービィ、どうした?」
開けるなり部屋に飛び込んできたカービィをメタナイトはすぐさま腕を広げて招き入れる。
さっきまで椅子に腰掛けてお茶を飲んでいたとは思えないほどの行動の速さにマルスは半ば呆れながらもその様子を見ていた。
カービィはメタナイトに矢継ぎ早に話しかける。
「ぽよっ、ぽよぽよ、ぽーようう、『・・・』」
「っ!!」
カービィが何かを話しかけていたとき、メタナイトの目の色が変わったのをマルスは見逃さなかった。
そしてカービィが話していた言葉、殆どが「ぽよ」としか聞こえなかったのだが、一言だけマルスでも聞き取ることが出来た単語があった。
その言葉は・・・。

(『お母さん』?・・・僕の聞き間違いじゃないよ、ね・・・)

「ああ、もちろんだ。いるが、私でも知らない。・・・すまないな、カービィ」
「ぽゆぅ・・・」
メタナイトの言葉にカービィはしょぼんと肩を落とす。
小さくなったカービィをメタナイトはマントで包み込むと優しくあやすように撫でる。
普段クールな彼が唯一カービィにだけ見せる優しい一面。
しばらくすると撫でてもらった感触が気持ちよかったのか、カービィはそのままメタナイトのマントの中で寝付いてしまっていた。
「・・・寝ちゃったね。ところで、メタナイト卿?さっきカービィと何を話していたの?お母さん、とか聞こえたような気がしたんだけど・・・」
「さあな・・・」
そう言うなりメタナイトは視線をマルスから離してあらぬ方を見ている。
嘘をついているときのメタナイトの癖だ。
彼はその真面目で実直な性格故、嘘に後ろめたさを感じるのかいつも嘘の度に目を逸らす。
もちろん、一緒に行動していたマルスがそれに気がついていないわけがない。
しゃがみ込んで目を無理矢理合わせた。
「嘘付かないの。さあ、僕の目を見て。正直に話して」
「うっ・・・」
ここまで踏み込まれるとメタナイトには嘘を貫き通すことは難しい。
やがて観念したのか深いため息と共に重い口を開きはじめた。
「・・・カービィに、彼の母親のことを聞かれた」
「カービィのお母さん?」
「彼と私は同じ種族だ。だから、私が彼の母親についても知っていると思ったのだろう。母親について知っているなら話して欲しいとせがまれた」
マルスは意外な気持ちでメタナイトの話を聞いていた。
まるで何かのファンシーグッズのような外見のカービィだが、彼も一応生き物だ。
生き物ならそれを生み出した親がいるはず、マルスはそのことを失念していた。
「それで?知らないって誤魔化したわけ?」
「なっ!何故それを・・・!!」
マルスの指摘にメタナイトの声が自然と大きくなる。
マルスは慌ててしぃっ、と指と口の前にかざした。
そしてその指を今度はメタナイトのマントの中で寝息をたてているカービィに指す。
「静かに。カービィが起きてしまうよ」
「あ、ああ・・・」
メタナイトもカービィを思い出したように様子を見たが、カービィは一向に起きる様子もなくマントにほおずりして眠っている。
その様子にマルスもメタナイトもほっと安堵のため息を付いた。
「・・・何故気がついた」
「君の癖だよ。嘘をついているときは絶対に相手と目を合わせないからね。特に、カービィを相手にして君が目を合わせないなんて普段ならあり得ないよ」
マルスの言葉にメタナイトは重々しくため息を付いた。
その反応だけで、マルスはメタナイトが抱えているカービィにすら言えなかった秘密の大きさを悟った。
「やっぱり、知ってるんだね」
「ああ・・・。だが、どうしてもカービィには言えなかった」
「・・・亡くなったの?」
「いや、はっきりとはわからないが・・・。それでも、予想は付く」
メタナイトの瞳が緑色に揺らめいた。メタナイトの脳裏に遙か遠い昔の記憶が蘇る。





それはカービィが生まれる遙か前、メタナイトが戦士として覚醒したばかりのまだ少年だった頃に遡る。
元々彼らは数の多い方ではない希有な種族だったが、それでも他の種族同様その命の営みは長い時を経て受け継がれ、彼らは平和な暮らしを営んでいた。
だが、それを突如脅かす存在が現れた。
銀河を制服せんとするナイトメア、彼の野望に平和を何よりも愛するその種族は真っ向から立ち向かった。
戦闘能力の高かった種族だが、ナイトメアの魔獣は無尽蔵に存在し強かった。
一人、また一人と仲間達は日を追うごとに命を落としていく。
やがてその種族の生息する星を突き止めたナイトメアは、刃向かった者達への見せしめとして魔獣の大軍団を送り込んだ。
激しい戦乱の末、種族で生き残っていたのはメタナイトともう一人・・・。

『はあっ!!』
襲いかかってきた魔獣を一刀両断にしたメタナイトはすぐさま背後の人物を振り返って安否を確認する。
彼と同じ種族の女性、頭に乗った星を散りばめたティアラが彼女の身分を証明していた。
メタナイトは隙を見つけて彼女の側へ駆け寄るとその体を支えて安全な場所へと避難する。
『姫様、お早く、こちらへ!!』
若いメタナイトは主君である王女を城の地下室へと誘った。
頑丈な鉄製の扉で厳重に唯一の入り口を塞ぐ。これで魔獣はこちらへは来ることが出来ない。
だが、獲物を探し求める魔獣の咆吼は地下室にも届いた。
『お怪我はございませんか?』
『ありがとう、私は平気です。もちろん、この子も・・・』
そう言って王女は自身の体に手を当てる。
王女はナイトメアの強襲で命を落とした先の王子、その間に出来た子供を身篭もっていた。
メタナイトは王家に仕える騎士の家に生まれ、若くしてその才能を見込まれ王女専属の護衛騎士として彼女に仕えていた。
主君の言葉に自然とほっと安堵の息が溢れた。
だが、状況は絶望的なまま変わらない。
ナイトメアは自分に刃向かったものを一人として許すつもりはないのだろう、仲間達は次々と魔獣によって倒れ、今ここで生き残っているのはメタナイトと王女の二人のみ。
今はわずかな安全を確保しているが、魔獣共が二人を追い詰めるのは時間の問題だった。
(・・・悔しいが、この星を捨てて逃げるしか道はない)
このまま残っていては犬死にするのを待つだけ、そう結論を導き出したメタナイトだが王女も同じ事を考えていたのだろう、メタナイトが切り出すよりも先に彼女から口を開いた。
『メタナイト、このまま隠れていてもいずれ見つかって殺されます。それなら、いっそこの星を捨てる覚悟で宇宙へ逃れた方がいいでしょう』
『はい・・・。しかし、宇宙艇は・・・』
逃れるには宇宙艇、及び乗機ワープスターが必要だが、ナイトメアがそれを見逃すとは思えない。
メタナイトは懐にしまってあった、両親の形見でもあるワープスターを納めた小箱を握りしめた。この箱に収められたワープスターは一つしかないが、メタナイトはいざというときは迷いなく王女に献げるつもりだった。
王女はそんなメタナイトの心づもりに気付かず、立ち上がると地下室の更に奥へとメタナイトを誘う。
おそらく王家の血を受け継ぐものにしか知らされていないのであろう、深く入り組んだ道を進むと一枚の頑丈な扉の前に行き当たった。
扉を開いた先には一人乗りの小型宇宙艇が二台安置されていた。
『これは・・・』
『この星が危機に瀕したとき、王家の血を絶やさないようにするための脱出用宇宙艇です。もう、これしか方法はないでしょう。メタナイト、これでお逃げなさい』
『はい。私が囮として先に奴らの目を引きます。姫様はその間に宇宙へお逃げを、広い宇宙へ逃げればいかにナイトメアでも姫様を見つけ出すことは叶いません』
わずかな希望に自然とメタナイトの声が弾む。
だが、王女はメタナイトの言葉に首を振った。
王女の反応が理解できず、メタナイトは戸惑いを隠せない。
メタナイトに言い聞かせるように王女は告げた。
『私は、ここに残ります。あなた一人でお逃げなさい』
『何を仰せになります!!』
予想もしない言葉にメタナイトは王女にすがった。
出来るはずがない、大事な主君を一人魔獣のひしめく危険地帯に残して一人おめおめと逃げおおせることなど、若くても騎士として誇り高いメタナイトには到底無理な話。
『私一人逃げろと仰せなのですか!あなた様を一人残していくなど、私には出来ません。私は、あなた様を・・・』
思わず口をついて出そうになった言葉にメタナイトは慌てて口をつぐむ。
その先は臣下として決して主君へ口に出すことは許されない言葉だった。
王女はうつむいた年若い騎士に優しく微笑む。
『ありがとう。・・・メタナイト、あなたは私に仕えて以来ずっと側にいて私のことを大事に守ってくれましたね。あなたに大切に思ってもらえて私はとても嬉しかった。だから、あなたが命を落とすところは見たくないのです。だから、逃げてください』
『ならば、姫様もご一緒に・・・』
言いつのったメタナイトに王女は自身の体に触れる。
それが何を意味するのか悟ったメタナイトは息をのんだ。
『私の中には次世代の命が宿っています。次世代の戦士はここで、この星で生まれなくてはいけない。私はその役目を果たさないままこの星を後にするわけにはいきません』
彼らの種族は長命な種族故、流れる時間の長さも宇宙とこの星とでは差がある。気の遠くなるような長い月日も、この星ではほんの数年程度しかない。
今、王女が宇宙へ脱出したら腹の子供はずっと長い間王女の中にいなくてはならない。また、王女自身にも身重の体での逃避行は負担が大きい。下手をしたら子供の命まで危うくなる。
『それなら、私も共に残ります!そして姫様と御子君が宇宙艇で脱出を・・・』
『いいえ。それも駄目、あなたには生き延びて力を付けて欲しい。あなたはまだまだ誰よりも強くなれる。亡くなった者達の無念を晴らすためにも、ナイトメアの野望を打ち砕くためにも、そして・・・』

『!!』
王女はメタナイトの手を取ると自身に触れさせた。
主君に触れる無礼に焦ったメタナイトだが、次の瞬間にはその思いはもう頭の片隅に消えていた。
とくん、とくん、と定期的に伝わってくる鼓動。
力強い命が息づいている尊い音、それがメタナイトにもわかった。
メタナイトの表情が変わったのを見取った王女はしっかりとメタナイトを見つめる。
『この子を、一人前の戦士として成長できるよう見守るためにも。あなただけは、生き延びて・・・。もう、我が種族の王家、その能力のもたらす効果を覚えているのは私を除きあなたしかいない。もし、私に何かあったとき、この子を助け見守ることはあなたにしか出来ない』
だから行って、と王女はメタナイトを宇宙艇へと促す。
宇宙艇には一人しか乗れない、メタナイトも王女の心はわかっていた。だから尚更辛くて、仮面の下で必死で歯を食いしばってその思いに耐えた。
何とか自分を宥め賺せ、落ち着いて言葉が出せるようになった時、メタナイトは懐にしまってあったワープスターの小箱を王女に差し出した。
『わかりました。姫様の御子君は私が命に代えてもお守りします。その代わり、姫様も私にお約束ください。お役目が済みましたら、絶対にこのワープスターでお逃げくださると、そして生きてまた私の前にお目にかかると!!』
王女は差し出された紺色の小箱、ワープスターが納められているそれを見た。
そしてメタナイトを見つめる。悲しげな瞳はしばらくメタナイトを捉えていたが、やがて差し出された小箱に手を伸ばして受け取った。
『・・・わかりました。では、しばしのお別れです』
主君の言葉にメタナイトは無言で頷くと宇宙艇に乗り込む。
宇宙艇はシールドを張るとエンジン音を立てた。
メタナイトは発進するまでずっと主君から目を離さなかった。
声はもうシールドとエンジン音に遮られて聞こえない。
だが、愛した王女の最後の言葉は口の動きだけではっきりと聞き取れた。


『この子を、カービィをお願いします』


それが、彼が見た最後の姿だった。

 





「じゃあ、カービィがその時の・・・」
「生誕して間もなく宇宙艇で覚醒までの眠りに付いていたカービィは、宇宙を彷徨い、そして予定よりずっと早くに目覚めてしまった。姫が危惧したとおり、戦士としてまだ未熟な状態だった」
それで赤子か、マルスはメタナイトの話にようやくカービィについて理解できなかった事のパズルが組み合わさった。
赤ん坊にも関わらず、強力な能力とその能力の高さ、似ているがメタナイトとは大きく違う能力。それらが彼の家系による特殊な力によるものだと知れば、全ての謎は繋がる。
だが、一つだけまだはっきりしていないことがあった。
「でも、メタナイト卿。君が持っていたワープスターは王女に渡したなら、彼女も逃げられるはず。なのにどうしてあんな言い方を・・・」
言いかけたマルスを遮ってメタナイトは眠っているカービィをそっとくすぐった。
するとくすぐられて寝返りを打った拍子にカービィの口から、彼には似つかわしくない紺色の小箱が転がり落ちた。
カービィは基本、口の中に持ち物を保存している。
小箱を開けるとそこにはワープスターが入っていた。
「これ、カービィのワープスター、だよね?」
「彼が宇宙艇に乗ってポップスターに到着したときに宇宙艇の中に入っていたものだ」
「でも、星の戦士はワープスターを持っていても別に不思議じゃ・・・」

「・・・そのワープスターは、私が姫に差し上げたものだ」

「えっ!?」
メタナイトの言葉にマルスは手にした小箱を信じられないような面持ちで見る。
確かに小箱の色はメタナイトのメインカラーに添った色、「底の部分を見てみろ」と言うメタナイトの言葉に小箱を裏返すと彼の甲冑に刻まれているものとまったく同じ、アルファベットのMに剣が貫いた紋様が描かれていた。
「それじゃあ・・・」
あまりの事実に愕然としながらマルスはメタナイトを、そして眠っているカービィを振り返る。
メタナイトは眠ったままのカービィを撫でながら続けた。
「姫君は、我が子を救う一心で動かれた。母親としての愛情に、私もこの子を守ることで敬意を払う。」
その言葉には強い意志が込められていた。

 



「そうだったのか・・・」
「うん。だから、リンクももうあまりメタナイト卿には嫌がらせしないよう頼むよ」
あのままメタナイトの所で寝付いてしまったカービィはマルス達の部屋で泊まることになった。カービィの道具を取りに、マリオ達の部屋に行ったマルスはメタナイトと対立していてお泊まりにも「何されるかわかったものじゃない」と不満顔だったリンクにさっきの話を聞かせていた。
メタナイトには口外するなと言われていたが、リンクなら漏らす心配はないだろう。
それにこれで対立が軟化するならマルスにとってもありがたい。
最初は不満たらたらだったリンクも同じように王女に仕える立場、共感する所が多かったのかため息で了解の意を告げた。
「わかった。ただし、手出ししたら問答無用で連れて帰るからな」
「ありがとう、リンク」
説得がうまくいってマルスはほっと胸をなで下ろした。
だが、リンクはしばらくして口元に手を寄せて考え込んでいる様子を見せた。
時折悩ましげな声がリンクの口からついて出る。
「どうしたの?何考えてるの?」
「いや、ふと思ったんだけど・・・。メタナイトは、その王女を愛していたわけだよな。でも、身分違い・夫持ち・子供持ちで無理だった」
「うん、そうだよ。それで?」
「でも、今は王家もないしカービィはそのことを知らない。・・・ってことは、あいつの行動は・・・!!」

(・・・あっ!!)

リンクの言葉にマルスも同じ結論に達した。
メタナイトのカービィに対するお守りとはまた違った一線を逸した行動と執着、それらが意味することは・・・。
リンクの手が鞘に収められたマスターソードに伸びる。
「あいつ、正真正銘の光源氏計画実行するつもりか!!」
「リンクやめてーっ!!メタナイト卿を殺したら駄目だってば!!」
本気でメタナイトを倒そうと歩き出したリンクをマルスは必死で止める。
正真正銘の光源氏計画。それは愛しても決して結ばれることが許されなかった女性に対して、光源氏がその女性の縁者に当たりよく似た幼い少女を自分のものにしようと育てた話に由来する。
メタナイトの行動はまさにそのやり方そのままだった。




翌日、夜明けを待ってカービィを連れ戻しに来たリンクのメタナイトに対する敵視線は今までよりも更に険しくなっていた。

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性別:
非公開
自己紹介:
任天堂ゲームへの愛を小説に込める物書きです。
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