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ゲームのちょっとした綴り書き。 気の向くままに更新します
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蜜柑様宅のチャットで、どこでどう間違ったのかわかりませんが、いつの間にか話が


レグ『蜜柑様の血だけ飲んで生きていけそう』


になって(滝汗;;;)、それを受けて・・・。

吸血鬼(杏花様)

でも、吸血鬼に噛まれてみたい(蜜柑様)
んでもって、吸われる感じってどんなのかすんごい気になる。

↑の台詞受けて、「ダメタカビ吸血ネタって良いかも」と発言したら『それいい!!』と皆様からの声を頂きまして、ダメタヴァンパイアパロで書いてみました。


初っぱなは一応その辺の描写避けてるので、大丈夫かな?と思いながらも表に載せます。
続きは裏にて(アッー)

タイトルは参加者様からネタいただきました。

『Pink ribbon and vampire』
(ピンクのリボンと吸血鬼)

 

月明かりの洋館には、危険がいっぱい潜んでいる。
あの時、どうしても止めておけばあんな事にはならなかったのに・・・。




「あっ!!」
ひらひらと綺麗なピンクのリボンが風にさらわれて飛んでいってしまう。
慌てて宙を掻いたカービィだが、リボンは風に煽られて掴めないまま遠く飛んでいく。
カービィは飛んでいってしまうリボンの後を追いかけた。
鏡の世界のレインボールートからプププランドに帰ろうとしていたメタナイトはリボンを追いかけて走っていくカービィを止める。
「よせ、追うな。リボンの一つや二つ別に構わぬだろう」
「やだっ!だってあのリボン、メタがボクにくれた一番お気に入りのなんだもん!!」
止めたメタナイトの手をふりほどいてカービィはリボンの後を追いかけた。
面倒な事になったと内心ため息を付きながら、それでもどこか内心嬉しさを感じながらメタナイトもカービィを追ってワープミラーを通り抜けた。

 


ワープミラーの向こうは鬱蒼と茂る森、奥に見えるのは月明かりに照らされた洋館だった。
洋館前の表札らしき看板には『moonlinght mansion(月明かりの大邸宅)』と表記されている。
カービィの目指すリボンは最上部の部屋の窓から中に入ってしまった。
「あーん!!中に入っちゃった!!」
「・・・どうする?諦めるか?」
ここで諦めさせれば良かったのに、メタナイトが問うとカービィはぶんぶんと大きく頭を振った。
「ヤダったらヤダ!!絶対にボク、諦めないもん!!探しに行ってくる!!」
「中に入るつもりか?」
「あったり前じゃない。大丈夫だよ、ちゃんと『お邪魔します』って言って入るから」
「そう言う問題で言ったわけでは・・・」
天然な受け答えをしたカービィにため息を付きつつ、メタナイトはムーンライトマンションの全貌を見渡す。
デデデの城と張り合えるくらいの大きな屋敷だ。
リボンの場所は最上階だとわかっているが、どこをどう登ればそこに行き着けるかもわからない。
探すのを待っているのも難儀だ。
改めてカービィの様子を見るが、カービィがリボンを諦める様子は微塵も見えない。
その場は仕方なくメタナイトが協力してリボン探しをする方に折れた。
二手に分かれて散策するところを、天井に張り付いていたバッティーが見ていた。
キュッと牙を覗かせて笑うと、開け放してあった扉から外へと飛び出していった。




ムーンライトマンションの最上部、カービィのリボンがその部屋の住人の手によってくるくると弄ばれている。
そっとリボンを顔に近寄せると覚えのある匂いがした。
そこへ一匹のバッティーが飛んできて、その人物の耳元で客人の来訪を告げる。
その報せにくくっと押し殺した笑い声が上がった。
「・・・そうか。では、リボンはお返ししよう。客人をここへお連れしろ」
主人の命令を受けてバッティーは飛び上がって廊下に出た。
その様子を見送った屋敷の主人は窓の外、浮かび上がった月に視線を投げる。
その目は黒ずんだ血と同じ色をしていた。





二手に分かれてリボンの行方を捜していたカービィは蝋燭の明かりがちらつく廊下を歩いていた。
絶えず部屋を見つけては覗き込んでリボンがないか探すが今のところ見つかっていない。
「リボン~」
メタナイトと離れてだいぶ時間が経っている。
だんだん心細くもなってきて、声に元気がなくなってきた。
蝋燭の明かりを頼りに歩いていくと廊下の突き当たり、一枚のドアがあった。
ドアの先は螺旋状の階段になっている。
カービィはその階段を上る。
かなり高くてなかなか登り切らなかったが、ようやく階段の終わり目、ドアの前に行き着いた。
錆びかけた音を立てるドアを開くと、意外にも部屋の中は若干広めで調度品も整っている。
ドアの真っ正面に位置している窓からは綺麗な月が見える。
窓から差し込んだ月明かりに照らされた部屋の床には、探していたピンクのリボンが落ちていた。
「あっ!リボン、あったぁ!!」
すぐさまリボンの元に駆け寄るカービィ。
リボンさえ見つければここには用はない、別行動をしているメタナイトに連絡を入れて早くここを出ようと携帯を取り出す。
月明かりを頼りに携帯の短縮ダイヤルを押そうとしたが、突如その月明かりが遮られる。
思いも寄らない邪魔に顔を上げるカービィ。
「・・・っ!!」


カタン・・・


カービィの携帯は微かな音を立てて床に落ちた。

 





「カービィ?どうした、カービィ!?」
カービィの携帯からの着信にメタナイトはすぐに応えたが、返事はいくら声を投げても返ってこない。
まさか、カービィに何か・・・。
いい知れない不安を覚えて、メタナイトはカービィの携帯のGPSでカービィの居場所を探した。
電波の発信源はムーンライトマンションの西側最上部。
メタナイトはすぐさま翼を翻すと、途中拾ったマップを元に目的の場所へと向かう。
廊下を進み、突き当たりの螺旋階段を風のような素早さで上がる。
部屋に乗り込んだメタナイトの目に一番に飛び込んできたのは床に投げ捨てられたカービィの携帯電話、そして巻き付いているのはカービィがあれ程探していたピンクのリボン。
だが、それはメタナイトが探していたものではない。
 

「お前のお探しのものはこれかな・・・?」


自分の声に酷似した声にメタナイトは顔を上げる。
月明かりを背に受けて、窓の隙間から吹いてくる夜風がその人物のマントをはためかせる。
メタナイトに酷似したその人物はずらした仮面の合間から口の周りに付いた血を舌で舐め取った。
ヴァンパイアさながらの姿、その腕に抱かれた獲物がその様を一層引き立たせる。
かわいらしい丸みを帯びた体に痛々しい噛み跡が刻まれていた。

(・・・あ・・・ぁ・・・、)

メタナイトは身震いした。
あれ程自分が守りたい、助けたい、大事にしたいと思った子。


カービィは既にダークメタナイトの毒牙に掛けられてしまっていた。

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